今月9日より台東転運駅内にて、環境デザインをテーマとした展示「循環設計展 – 你在圈內嗎？」が開催された。これは昨年11月10日から3月3日かけて、松山文創園区の台湾設計館で開催されたものの巡礼展となる。
今回の展示は台東県政府組織「臺東設計中心」と「財團法人台灣創意設計中心」が主催し、環境問題に取り組むベンチャー企業小智研發と、中国語版GQ総編集長の杜祖業さんが共同でキューレーションを担当した。
今回のテーマ「循環設計（Circular Design）展 – 你在圈內嗎？」は、意訳をすると「循環デザイン展 – あなたは枠の中にいますか？」となるが、この枠とはもちろんエコシステムの枠であり、それに従って生きているか？意識をして生活しているか？ということを提起をする展示となっている。
この展覧会のコンテンツの一つに、キュレーションを担当した小智研發を初め、鑫永銓、歐萊德國際、達方電子、興采實業、點睛設計などの企業が自身の環境を軸に取り入れたサービスや製品を出展している。
この「循環設計（Circular Design）展 – 你在圈內嗎？」では、訪問者がさまざまな意見を持ちます。環境デザインが提案するソリューションを知ってもらうことに加えて、訪問者は再生利用可能か、それとも再生可能か、またはリサイクル可能であるか、もしくはリサイクル不可能であるかどうかを展示会の経験から学ぶことができます。
宋同正（台灣創意設計中心執行長）http://www.tdc.org.tw/17291
この展示は、デザイナーにインスピレーションや、環境分野からの取り組みの参考になるだけではなく、一般消費者の日常生活への影響も重要な意義としている。
台湾では国単位で持続可能性や、環境問題への取り組みが非常に積極的だ。この展示の開催で益々国民の意識と関心が高まるのは間違いないだろう。
臺東設計中心：https://ttdc.center/
