展示会「2020 新竹金玻獎」のポスターを方序中が透明なビジュアルにデザイン

究方社より引用

展示会「2020 新竹市金玻獎(新竹ゴールデングラスアワード)」のポスターを、著名クリエイティブディレクターである究方社の方序中が担当し、ガラスのように透明に透けたビジュアルにデザインした。

本展のテーマを「透明姿態 Posture of Transparency」とし、デザインコンセプトは、「純粹清透(訳:混じり気のない透明さ)」と「自然張力(訳:自然のエネルギー)」とした。幾何学的なデザインはガラスの持つ「無限の可能性」を表現。また、その模様に様々な姿形をしたガラスの砂や結晶を織り込み、ガラスの「多様性」を象徴している。「透明姿勢」というテーマから半透明で向こう側が透けて見える特殊な印刷技術で表現。

ガラスは何にも囚われることなく様々な場面に溶け込めるという、無限の可能性と多様性をここでも表しており、ビジュアルデザインそのものだけではなく、ポスター自体にもメッセージが込められている。

「2020 新竹市金玻獎(新竹ゴールデングラスアワード)」は、古くよりガラス産業の中心地として有名な新竹市が隔年おきに開催している。新竹市のガラス産業と環境保護を結びつけ、サステイナビリティーへの理解を深める狙いがある。ガラスが放つプリズム越しに、新竹市の豊かな文化と美学を体感できるだろう。
新竹市ゴールデングラスアワードは8月13日より9月6日まで新竹市立ガラス工芸博物館で出展されている。

▍2020 新竹市金玻獎(新竹ゴールデングラスアワード)
時間|2020年8月13日(木)-9月6日(日) 09:00-17:00 (月曜休館)
場所|新竹市玻璃工藝博物館 (新竹市東區東大路一段 2 號)
チケット|一般:50NTD、優待:30NTD