台北メトロが25周年を記念し、新たなコーポレートアイデンティティを発表

(Plan B より引用)

台北メトロが25周年を記念し、コーポレートアイデンティティを刷新した。

(Plan B より引用)

1996年の開業以来台北メトロは何度かコーポレートアイデンティティを変更しているが、25周年を迎える今年はデザインコンサルティングファーム Plan bへ、新たなデザインの構想を依頼。甲蟲創意(Bito Studio)もチームに加わり、見慣れた風景の中にあっても、ふと目を向けてしまうスタイリッシュさも持ち合わせたロゴにデザインした。

(Plan B より引用)

デザインするにあたり、初期段階からフィールドワークや台北メトロ従業員へのインタビューを重ね、台北メトロのブランドアイデンティティの重要点を抽出。著名な建築家やデザイナー、フォントデザイン団体などの専門家もグループへ招待し、デザインに関する議論だけでなく都市の発展や環境的美学を創りあげた。

(Plan B より引用)

新しいロゴでは従来の円を描く外枠が無くなり、より滑らかな線へ。バランスよく配置された曲線が、MRTへのスムーズなアクセスを象徴している。

また「Metoro Taipei」の文字についても、ブランド認知を高めるために従来のスピード感を象徴していたフォントから読みやすさに焦点を当てたものとなった。

お馴染みのブルーとグリーンについても、明度に影響を受けにくくどんな背景にも適応する色になるようにと調整を重ね、ロゴを見た人々に柔軟性と拡張性そして多様性という印象を与える。

これまでのビジュアルイメージを踏襲しつつも、よりシンプルで直感的なロゴをデザインした。