年に一度開かれるBangkok Design Week2021が2021年6月6日（土）〜7月31日（土）の期間執り行われ、台湾からは台湾デザイン研究院を含む７企業が参加している。
今年のテーマは「RESURGENCE OF POSSIBILITIES（訳：可能性の復活）」。アフターコロナにおける新生活様式や新たなニーズ、持続可能な発展が主題だ。
また、新型コロナウイルス対策によりオンラインとオフラインの同時開催となった。
今年は台湾デザイン研究院が招待を受け、「台灣設計力（Taiwan Design Power）」という企画案の元、「永續的未來（The Future of Sustainability）」をテーマに出展。台湾ブースでは特に持続可能性と環境問題を組み合わせ、台湾のデザインが持つソフトパワーと多様化する未来への対応方を表現している。
今回発表されたのは、點睛設計がデザインしたリサイクルペットボトルで作られたエンボス加工のバッグや、摯拓創新デザインの折り畳み式赤外線（UV）除菌カバー、艾美特電器がデザインし金點設計獎（ゴールデンピンデザインアワード）を受賞した衣類除菌ライト等。
電子機器、家電製品、家具、家庭用品等様々な分野において、リサイクル理念やリサイクル素材を用いた台湾の革新的なデザインを展示し、環境問題対策への期待に応えるだけでなく、消費者のニーズを満たし未来のビジネスチャンスを生み出している。
Bangkok Design Week2021
オフィシャルサイト｜https://www.bangkokdesignweek.com/
台湾設計研究院ページ｜https://www.bangkokdesignweek.com/program/81523
