一夜限りのアートフェス「2021 台北白晝之夜」今年は初のオン・オフライン両方で開催!

台北白晝之夜より引用

10月第一土曜の夜から翌日の朝にかけて行われるパリ発祥の現代アートフェスティバル「2021 台北白晝之夜(ニュイ·ブランシュ·タイペイ)」が、2021年10月2日(土)午後6時〜10月3日(日)午前6時までの一夜限りで開催される。

台北では2016年より毎年開催されているが、コロナ禍にある今年は「線上感 Interoperability(訳:オンラインで感じる相互運用性)」をテーマに、初のオンラインとオフラインでの同時開催となった。

nuitblanchetaipei.infoウェブサイト

芸術総監督は昨年に引き続き1980年代生まれの現代美術家集団の豪華朗機工(LuxuryLogico)の林昆穎氏が務める。また、開催に先駆け、グラフィックデザイン事務所の三頁文とウェブデザイン事務所のBased Designが共同で作成した公式サイトが9月17日夜9時よりプレオープンし、開催への期待を膨らませている(nuitblanchetaipei.info)。

公式サイト上では一夜限りのアートプロジェクト4件を実施予定。延べ60組のアーティスト、12組のミュージシャン、その他様々な専門知識を持つ人々が台北の街をテーマに制作した作品展示「藝術百草圖」や、多くのミュージシャンが一夜限りのDJとして音楽をライブ配信をする「台北共創歌」、映画観賞後の深夜に監督とオンラインディスカッションができる「白晝幻境映(訳:真夜中のファンタジー)」。そして様々な分野のオピニオンリーダー6人や世代を超えた作家とオンラインでディスカッションできる「白晝夜夜談(訳:夜通しトーク)」といったプロジェクトが夜を徹して開催される。

2019年台北白晝之夜(台北白晝之夜より引用)

通年と同じく台北市内で催される複数の会場と連携し、オン・オフラインを組み合わせた、ソーシャルディスタンスを打ち破る新たな芸術体験を眠らない街台北で楽しむことができる。

また、今年の5月から8月にかけて台北市立美術館で開催されたベルリンを拠点に活動する日本人アーティスト塩田千春氏の巡回展「塩田千春:顫動的靈魂(訳/塩田千春展:魂がふるえる)」の特別展が10月2日夜に開催され、当日は夜10時半まで延長解放される。

白晝之夜 Nuit Blanche
公式サイト|https://nuitblanchetaipei.info/
Facebookページ|https://www.facebook.com/NuitBlancheTPE/