聶永真、高谷廉など日台26名デザイナーのチャリティー企画展「HOPE 希望的形状」を開催

選選研 facebook より引用

9月2日より台南市にて日台のデザイナー26名によるチャリティーポスター展「HOPE 希望的形状」を開催している。この企画「HOPE」は、2015年に選選研のデザイナーと日本のNIBUNNOが共同でチャリティー活動をしたことからスタートした。その後2018年1月には東京で義援金募集活動を行い、今回はその第3回として台南で開催された。

今年の1月に竣工したばかりの台南市美術館2号館や司法博物館などが並ぶ府前路一段の台南愛国婦人館の文創PLUS台南創意中心(CREATIVE TAIWAN)が会場となっている。この建築物は和日本統治時代に洋折衷建築の様式で建てられた。

展示空間には、天井から吊り下げられた無数の白い布が風に揺れて軽やかに畝る。デザイナーの作品は白く半透明な布に覆われており、その布にデザイナーそれぞれの「HOPE」に対するコメントがプリントされている。観覧者はそのコメントを読んでから、布をめくり作品を鑑賞するようデザインされている。
アーロン・ニエ(聶永真)は、中国による香港の自由の弾圧に対する「関注香港」と題した作品を制作・展示している。

HOPE 希望的形状 キービジュアル

本会場では、作品を縮小したポストカードと高谷廉さんが制作したポスターをチャリティーとして販売しており、経費(50%)を差し引いた売上を環境保護団体や稀少疾患のための基金へ献金される。


「HOPE 希望的形状」-台日図像設計公益展
期間|2019年9月2日[月]-10月13日[日]
時間|09:00-17:00
場所|文創PLUS臺南創意中心(臺南市中西區府前路一段197號-原臺南愛國婦人館)