台灣文博會(クリエイティブエキスポ台湾)が2019年4月24日から5月5日まで、台北市で開催された。これは台湾政府文化部が2010年から企画してきた「台湾国際文化創意産業博覧会」を前身とし、2014年以降は文化的活動を刺激すると共に、クリエイティブな産業における交流プラットフォームとして機能することを目的として開催している。
今年はテーマを「Culture On the Move」とし、以下の通り5つコンテンツを4エリア6会場で開催した。
編輯地方(編集地方):華山1914文創園區
桃園、台南、屏東、台東の4県と「茶3.1415」「市集」の6つのコンテンツで構成され、各々華山1914文化園区の建物を活用し展示した。各県の文化的な物事やストーリー、茶の文化ががユニークな方法で展示されると共に、市集では台湾の海と山の幸が販売された。
演變舞台(演じ変化する舞台):華山1914文創園區
パフォーマンスとドキュメンタリーの2つを軸としたステージが数多く上演された。会場の構成は、本年のテーマ「Culture On the Move」反映し裏舞台を隠さず、流動的に舞台の表と裏の姿を来場者に見せた。
NEXT鐵道博物館:台北機廠鉄道博物館園区
台湾国定古跡に指定された1935年に日本統治時代の鉄道工場跡地に、観覧エリアを設け初めて公開した。当古跡は鉄道博物館にリノベーションされる計画が進行している。
文化大學堂:空総台湾当代文化実験場
台湾文化の1つとしてエビ釣りを取り上げ、それに関わる講座やライブ、展示のほか実際にエビ釣りの体験もできた。
博覽會(博覧会):松山文創園区、花博公園爭艷館
国内外のデザイナーやそのブランドのブースが展示され、松山文化創造園区ではブランディングをテーマに、花博公園では、文化のコネクション、潮流、生活をテーマに展示会が開催された。
台湾クリエイティブエキスポ(文博會): https://creativexpo.tw/