クリエイティブ・スタジオ「三頁文」の顏伯駿が手がけた台湾総統と副総統の署名で送られる2024年の年賀状のデザインが、12月18日に総統府から発表された。
今年は龍が優雅に空を飛ぶ様子を流れるようなラインのイラストで表現され、龍の体から広がる緑の形状は台湾の山々と水の美しい景色を比喩としてデザイン。印刷は4色の特色インクに加え、一部を銀の箔押しで制作された。
この年賀状は新年を迎えるにあたり毎年、総統と副総統の連名で「平和と幸運に恵まれた豊かな一年」と「各界の繁栄」、「国と国民の平和」を願い、総統府から外国の元首や国内外の要人などに送られる。
また今年は、電子年賀状としてアニメーションも制作されておりYoutube上で公開している。
今年はクリエイティブ・スタジオ「三頁文」がデザインし、代表の顏伯駿がディレクションを担当、イラストは張耕毓と楊藥智が制作した。電子年賀状としてのアニメーションは、モーションデザインを楊藥智、作曲を謝宗翰、効果音を簡邑羽、編曲を蔡承諺がそれぞれ担当。
年賀状の中面には、全ての物事が繁栄するという願いの「万物興龍」と、平安と幸福を祈る「平安好事」の2つの成語が書かれているが、「万物興龍」の「龍」の字は本来似た発音の「隆」であるが、辰年であることからあえて「龍」とし、ウィットを効かせている。
電子年賀状は下のURLからみることができる。
https://www.president.gov.tw/Page/690
▍台湾総統府
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電子年賀状｜https://www.president.gov.tw/Page/690
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