台湾発のクラフトビールブランド・臺虎が、9月6日に秋限定で新味缶ビール2種「午後金桔（訳：午後のキンカン）」と「再見柚子（訳：ゆずとの再会）」を発売開始した。今回の商品は両種共に以前から好評を得てきた、日常系列（訳：日常シリーズ）の続編に位置付けられており、台湾ファミリーマートの独占かつ数量限定で販売している。
秋の日常風景からインスピレーションを受け制作されたラベルのイラストは、可愛らしくも情緒的だ。午後の暖かな陽と明るい月の光をテーマとして、それぞれ金柑と柚子をモチーフにデザインされた。秋の日の切なくも心地よい風景が表現されている。
午後金桔（訳：午後のキンカン）
新鮮なエール（ビールの一種）に、台湾産金柑を醸造した金柑酒を組み合わせたこの一杯は、甘酸っぱい柑橘類のフルーティーな香りが口に広がる。ラベルは、切なく過ぎる秋の午後に心地よくリラックスさせてくれるような風景にデザインされている。
再見柚子（訳：ゆずとの再会）
栃木県産柚子と共に醸造したIPA（India Pale Ale）のビールで、以前に販売された同商品の改良版として開発された。柚子が静かに香り、前商品よりもまろやかさが増した口当たりを感じさせ、最後に少しの苦みを残す。月色の柚子が輝く静かな夜の海は、寂しさを感じさせるとともに秋の情緒も感じさせる。
ラベルは印刷したシールを貼っているだけのシンプルなデザインだが、イラストの果実部分（島の金柑と月の柚子）はザラザラした質感を出し、海はツルツルした光沢の出る加工がされている。これらの工夫はチープに感じさせず、手に取った人を楽しませるデザインとして機能している。
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