2024金點設計展が台湾デザイン館で12月3日に開幕!

展示会場(提供:台湾デザイン研究院)

「2024ゴールデンピン・デザイン展(金点設計奨展)」が12月3日から、台北松山文創園区の「台湾デザイン館」で開催している。

台湾で最も歴史のあるデザイン賞「ゴールデンピン・デザイン・アワード」と「ゴールデンピン・コンセプト・デザインアワード」を受賞した約200点の作品が展示されており、本アワードでは2014年以降から国際化を積極的に推進し、海外からのエントリーが全体の半数を超えるなど、世界から注目を集める賞となっている。
今年は、台湾、中国大陸、香港、マカオ、日本、アメリカ、イギリス、タイ、ポーランド、シンガポール、マレーシア、フィリピンなど12の地域から選ばれた優秀な作品が一堂に会し、多文化の視点からデザインの魅力を体感できる展示となっている。

今年の展示は、昨年も担当した若手企画チーム「Atelier SUPERB(極製設計所)」が今年も手がけ、作品の本質や社会課題をテーマに、「社会革新」「テクノロジーの応用」「持続可能性」「地域文化」といった観点から、6つのテーマに沿った展示を行っている。また展示空間では独自のデザイン言語を駆使し、それぞれのテーマに合った表現をしている。

和碩聯合科技の受賞作品「亞默〜情緒感知遊戲把手」は、AIと感情認識技術を融合したゲームデバイスで、革新的な体験を提供する。微笑元素の「miniu Mountain Cat」は、ファッション性と利便性を兼ね備えた電動自転車で、工芸美学と台湾製造の実力を体現している。
日本のTBWA\HAKUHODOと甲子化学工業が開発した「SHELLMET」は、北海道のホタテ貝殻をリサイクルした実用的なヘルメット。またタイのCoomaxtudioによる「Marni」は、伝統的な切り紙技術と3Dプリントを組み合わせた竹編みの照明で、創造性と工芸技術が光る。

2025年4月6日まで展示が行われ、授賞式は12月13日午後7時に台北市士林区にある台湾戯曲センターで開催され、「年度最佳設計賞」および「年度特別賞」が発表される。
また、この模様は金點設計獎公式YouTubeチャンネルでライブ配信される予定だ。

▍2024金点設計展
ウェブ|www.goldenpin.org.tw
期 間|2024年12月03日(火) – 2025年4月6日(日) 【月曜休館】
場 所|台湾設計館 01、02、04 展区(松山文創園区)
料 金|【一般】50台湾ドル【団体】40台湾ドル
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