7月21日から台北市の松山文創園区で台湾設計研究院と情報デザイン会社Re-labによるキュレーションで、現代消費をテーマとした展示「當代購物體驗製造機 BEHIND THE BARCODES(現代消費体験製造機 バーコードの裏側)」が開催されている。
現代は、インターネットが著しく発展しスマートフォン1つで、衣・食・住を満たすことのできるデジタル社会であるが、複雑な消費データや理論を理解するには、そう簡単では無い。当展示では、インタラクティブにデザインされた展示を探索しながら気軽に現代社会における消費の本質を学ぶことができる。
テーマを「當代消費體驗(現代消費体験)」とし、会場では、共感するキャッチコピーにシールを貼り投票する「投票區(投票エリア)」、ショッピングセンターを模した会場で、来場者自身の買い物に対する偏向や観念を分析できる「體驗區(体験エリア)」、11点のブランドの事例をデータを以って紹介する「案例區(事例エリア)」の3つの体験エリアで構成されている。これらの展示を通して消費者心理、行動理論、消費者データ、デザイン製品などの観点から、消費者行動の裏側についてわかりやすく理解できるデザインになっている。
学芸員チームは現代消費と商品は何ができるのか?に対して何かを定義するのではなく、ユーザーが一緒に探求できるようにし、「現代消費」を世の中に分かりやすく広めるのが目的だ。
▍當代購物體驗製造機 BEHIND THE BARCODES
期間|2020年7月21日[火]-10月25日[日] 09:00-17:00(月曜休館)
場所|松山文創園區 台灣設計館03展區(台北市光復南路133號)
チケット|150元(一般)/ 100元(学生、団体、会員)