10月31日(土)から11月8日(日)まで、桃園市で2020 桃園文博が開催される。今年は「走桃花 RUNNING TAOYUAN」というテーマのもと、著名なデザイン事務所の格式設計が総合プロデュースし、その代表である王耀邦がチーフキュレーターを務めた。
桃園市の馬祖新村眷村文創園区を拠点に、地域への更なる理解を深めるため「採集地方」という展示方法を採用し、「自然山林」「人文記憶」「族群魅力(訳:民族が持つ魅力)」「產業創新」「文化轉譯(訳:文化の再翻訳)」の観点から地域の特徴を一新し、そのひとつひとつを展示する。元々の歴史的な雰囲気とも相まって、馬祖新村眷村文創園区に新たな景観をデザインした。
桃園市の市花である「桃」をメインビジュアルの核とし、メインカラーとして歴史ある眷村の深い緑色を採用。自由に変形したデジタル化された枝が、桃色の花を咲かせている。
展示会場には3つのテーマエリアがあり、桃園の文化と都市の価値を追求するメインエリア「走桃花」では、「文化性概念」を主軸に地元の自然、文化、歴史、産業資源を通してデザインアートへ転化させている。
議題展示エリアである「結桃子」では、桃園における客家、教育、農業、原住民の4つの主題エリアがあり、産業と桃園の特色を文化的概念と組み合わせた展示を楽しめる。
体験型展示エリア「大桃林」においては、販売フェアやワークショップを開催したり、数量限定の博覧会弁当を販売したりなど様々な角度から文化を体感することができる。
▍2020桃園文創博覧会
時間|2020年10月31日(土)-11月8日(日)
公式サイト|https://www.runningtaoyuan.com/