
デザインチームの中島 GLAbが主催する日台交流企画展「上陸許可 Traveling & Hugging — 台日旅行的想像(訳:日台の空想旅行)」が、台中市の旧市街地にある史跡「台湾府儒考棚」で開催されている。

日本と台湾から著名デザイナーが6名ずつ参加。日本人と台湾人でペアとなった合計6組が、それぞれの都市を象徴したお土産を送り合い、そのお土産からイメージした旅をテーマにビジュアルポスターが作成された。日本は東京、京都、静岡、鹿児島、横浜。台湾は台北、新北、新竹、台中、台南、屏東が代表都市となり、ビジュアルポスターが完成するまでに至った経緯を想像の旅として追体験できる。

本展のコンセプトは、コロナ禍で自由な海外旅行が制限された事による渇望や願望がベースとなっている。人々が持つ旅行の思い出やワクワクする気持ちを思い出させ、コロナ禍における人々が持つ距離に対するイメージを変え、自由な旅行への欲求が満たせること期待していると現地メディアは伝えている。
会場では12枚のビジュアルポスターに加えてパッキングテープや日本酒等、旅行にちなんだ限定デザインプロダクトも発表している。
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