毎年10月10日の国慶日(建国記念日)に開催されるパレード等の関連行事、今年のアイコンとなるメインビジュアル『金陽双十』が公開された。
近年このメインビジュアルは今後の活躍を期待される若手デザイナーや現在活躍しているデザイナーが担当をしているが、今年は2019年に行われた総統府設立100周年記念のキービジュアルをデザインした経歴のあるデザイン事務所IF OFFICE代表の馮宇氏がデザインを手がけた。
今年の国慶日関連行事は「民主大聯盟 世界加好友(訳:民主主義大連盟 世界と友達になる)」をスローガンに掲げている。『金陽双十』と題されたメインビジュアルは、6本の線がそれぞれ民主主義、自由、平等、人権、希望、平和を表し、その線が絡み合うことにより団結力の強さを示す。
メインカラーである金陽(訳:サンゴールド)は、優雅さ・情熱・尊さを表し、情熱が織りなす民主主義の尊さを表現。アクセントカラーに意志・信念・勇気の象徴である「桃紅(訳:台湾レッド)」と、自信・希望・平和を象徴する「明亮綠(訳:デモクラシー・グリーン)」を用いて、強い信念を持ち何事にも恐れず挑戦をし続ける全ての台湾人に敬意を表している。
メインビジュアルは、街路灯フラッグやインビテーションカード、マスクなどのノベルティグッズに幅広く使用される。
中華民国国慶 ウェブサイト|https://rocbirthday.tw/
IF OFFICE 公式ウェブサイト|http://www.if-office.com/