台北市のご当地マンホール・プロジェクトに新展開!16種類の新デザインが登場

台北蓋水より引用

台北市内8地区の風土や文化的特徴をそれぞれに反映しデザインされたご当地マンホール「台北蓋水」が公開された。

対象となったのは北投区、士林区、中山区、松山区、大安区、文山区、内湖区、信義区の8地区で、8名のデザイナーが参加。1地区につき2種類のデザインが制作され、合計16種類となった。

当プロジェクト「台北蓋水」は、2013年からスタートし、2020年には南港区、萬華区、大同区、中正区の4地区ですでにデザインされたマンホールを設置している。

北投区 百年浴場 北投獅吼(台北蓋水より引用)
士林区 Let’s Blossom 陽明山的野櫻花(台北蓋水より引用)
大安区 仰望学林(台北蓋水より引用)
信義区 台北曼哈頓(台北蓋水より引用)

台北の北に位置し、有名温泉地で日本文化も残る北投区は温泉や納涼祭の様子がUDI Createによって表現され、自然が豊かな士林区では人気観光地の陽明山に咲き誇る桜といった雄大な自然を表したデザインをAkibo Worksが提示した。大安区はNoumiが台北でも有数の大きさを誇る大安公園と、歴史ある大学や宗教建築物をテーマに制作。新たな経済の中心である信義区では樺致形象設計により賑やかな台北101が描かれた。このようにそれぞれの地域が持つ文化や特色が色鮮やかに現れている。

「台北蓋水」ご当地デザインマンホールは、2022年9月末を目処に台北市内のランドマークや人気スポット、主要な大通り等人々の集まる場所を優先して60箇所設置される予定だ。