台北松山文創園区 台湾設計館で3月から4月にかけて開催された「OPEN BOOK 教科図書設計展」が、台中の国立公共資訊図書館で9月11日まで開催中。
この展示では、今年の初旬に開催された台湾で初めての教科書に特化したデザインコンペディション「教科図書設計奨(School Textbooks Design Award)」の受賞作品全34作品と、教科書デザインの特殊性と必要性の理解を促ことを目的に教科書の制作過程や活動内容を、同時に展示。
「OPEN BOOK」をテーマとして、教科書デザインへの提起や、教育分野の改変に長く携わってきた「美感細胞」がキュレーションを担当した。
また他にも、教科書の重さや年間で使用する教科書の冊数などの数的データ、一般的な小学生のカバンの重さや、その中身の紹介や、来場者が自由に教科書の表紙のイラストを描き提示できるエリアなどが設けられている。
台湾では近年、学校の空間や備品を再デザインするプロジェクト「美感・感美」をはじめとし、教育現場へデザインや美的感覚を養う運動が盛んとなっている。
▍OPEN BOOK 教科圖書設計展 台中会場
期 間|2022年5月27日(金) – 2022年9月11日(日) 【月曜休館】
時 間|09:00 ~ 17:00
場 所|国立公共資訊図書館総館2楼藝文走廊
入場料|無料