台湾パスポート、デザインを刷新

台湾政府より引用

国際社会での表記による誤認を防ぐため、パスポートのデザインを2021年1月より刷新すると台湾行政院が発表した。

「中華民國」やその英語表記である「REPUBLIC OF CHINA」、「TAIWAN」の文字、国章などの表記されている内容に変更はなく、過去最も変化がない刷新となったが、「中華民国」よりも「TAIWAN」を大きく強調するデザインとなった。なお民進党陳水扁政権下の2003年より「TAIWAN」の文字が加えられ、現行版は2017年に改定されている。

国章を中華民国の英語名である「REPUBLIC OF CHINA」の文字が、囲むように配置されているが台湾のフォント会社justfontの書体が採用されている。また中国語のフォントは隷書体のままとし、欧文体をFranklin GothicからクラシカルなBaskervilleに変更した。

また、特に若者中心に「自分は台湾人であり、中国人でない」と主張する国民が増えると共に、台湾国内のデザイナーが「中華」でなく台湾としてのパスポート案やステッカーなどを発表してきた経緯があったが、その世論が独立派の政権与党民進党並びに蔡英文総統の意向と重なり、このデザイン改訂に影響を及ぼした可能性もある。