今年で155周年を迎える台北の老舗中華菓子店郭元益が5年ぶりに聶永真(アーロン・ニエ)氏をデザイナーとして迎え、遊色効果があり環境に優しい紙パルプを使用した喜餅『郭元益 X 聶永真 155周年紀念禮盒embrace』を5月20日(木)より発売した。
なお喜餅とは、結婚が決まった際に花嫁の家族が披露宴の招待状と共に贈るお菓子を指す。
横長の2つの箱にケーキやデザートが入っており、ディティールまでシンプルでありシックなエレガントさを感じさせる。喜餅のパッケージとしては赤色が一般的であるが、この『embrace(訳:抱擁、受け入れる)』と名付けられたギフトボックスは、お菓子のパッケージとしては珍しく紙パルプを採用。包装紙に使用されている現代的なホログラムは、1988年に新竹市に設立され現在世界最大のホログラム特殊包装材メーカーである光群雷射科技の特殊素材だ。光の角度によって異なる虹色の光を映し出す輝きは、台湾で多様な価値観が共存を誇りとして表現している。
季節限定のビスケット9種とケーキ16種の合計25種から自由に組み合わせて購入できる形式となっており、コンセプトの「對你的好,不拘一式(訳:あなたに合うものは、セットだとは限らない)」を伝えている。
なお「閃彩自組版」と「閃銀自組版」の2種類が各880NTDで発売されており、後者の「閃銀自組版」は3000セット限定となっている。