特色ある地域からインスピレーションを受けた作品を街中に展示するプロジェクト「台北街角遇見設計(訳:台北の街角でデザインと出会う)」が、台北市文化局の主催によって開催されている。10年目を迎える今年は「台北焼個路(訳:台北の燃える道) 」をメインテーマとし、10月に士林区、11月から信義区の街中にネオンサインやクリエイティブな看板、イラスト、タイルなどのアート作品が展示している。
士林区では「在士林遇見東南西北(訳:士林で東西南北に出会う)」をテーマに、6組のクリエイターチームが12の作品を制作。有名観光地である士林夜市の中に位置し、昼夜を問わず賑やかな地域である慈諴宮を囲む、4つの通りに展示される。
地域のストーリーを尊重したデザインを通して生活空間により深く入り込み、台北の街歩きを楽しむことができると現地メディアは伝えている。
また、慈諴宮では台湾の著名なDJである林猫王がステージを披露したり、ガイドツアーやストリートスナップといった体験型アクティビティも用意されたりするなど、サプライズ溢れる街角となった。
11月からは信義区に場所を移し、アーティストや作品も新たに開催される予定だ。
▍台北街角遇見設計
Facebook|https://www.facebook.com/meet.taipei.design
期 間|士林区:2022年10月1日(土) – 2022年10月30日(日)、信義区:2022年11月12日(土) – 2022年12月11日(日)