世界で活躍するAPUJANが大手通信キャリア「台湾大哥大」の制服を新たにデザイン

APUJANより引用

4月に台北で初めて直営店をオープンさせたばかりのイギリス・ロンドンを拠点に活動する台湾人デザイナー詹朴氏によるファッションブランド「APUJAN」は、大手通信キャリアの台湾大哥大(Taiwan Mobile)の新しい制服をデザインした。

APUJANより引用

台湾大哥大の掲げるブランド精神「Open Possible」を元に、通信会社のイメージと科学技術のイメージを融合させ、カジュアルなTシャツと、スポーティーなジャケットを制作した。ゆったりとした型にAPUJANが独自に開発した伸縮性のあるニット素材を使用し、快適なユニフォームにデザインされた。配色は白と黒をベースとし、ブランドカラーであるオレンジを取り入れている。

APUJANより引用

デザインコンセプトに文学的なストーリーを引用することが特徴であるAPUJANは今回、国際的に活躍するSF小説家の劉諭坤(ケン・リュウ)氏の作品「紙の動物園」から「Every act of communication is a miracle of translation(どのコミュニケーションの行動も、翻訳の軌跡である)」と言う一文を引用し、ジャケットの腕にホットスタンプで印刷した。

加えて2種類の金属製ネームタグもデザインし、着こなしにディティールを加えている。

APUJANより引用

創業10周年を迎えるAPUJANは、台湾の高雄流行音楽センターや全世界に展開するサムスンの店舗スタッフの制服をデザインなど、国外でのコラボレーションを展開し続けている。